マンドリン弦について

マンドリン弦  何がいいのかわからないですね。
自分と楽器にあったものを選ぶ際に参考にしてください。


OPTIMA―オプティマ (ドイツ)

赤  定番

緑  クロムスペシャル
  オプティマ(赤)に比べてテンションが若干柔らかく、明るく華やかな音色
低音絃の芯線の構造を替えることで発声をよりはっきりとさせてくれます。

黒  スペシャルポリッシュ
      弦表面のポリッシング(研磨)加工を通常よりも強く行い、滑らかな表面に仕上げました。
雑味が少なく、ハッキリ明るい音色となります。また、弦上で左手を滑らせた際の擦過音も減少します。ステンレス製。

青  スペシャルポリッシュ
      黒と同じ

クリアホワイト 
よりクリアな音色、よりスムーズなフィンガリング、ビリつきにくく限界まで弦高を下げることのできる安定性を目指して開発された弦です。
1E弦[0.0105インチ]、2A弦[0.0135インチ]の僅かに従来より太くしたゲージ、3D弦、4G り弦は巻線の素材・直径を変更し引き締まった音色、スムーズなフィンガリングを実現。

アーティスト 

ソリスト  
巻線の表面が滑らかに加工された《フラットワウンド弦》です。
柔らかく落ち着いた音色が特徴  (ミディアムテンション)

オレンジ 
ノーポリッシュ(ミディアムテンション)  低価格仕様。太い音を出せます
ピンク
 ノーポリッシュ(ヘビーテンション)低価格仕様。太い音を出せます

   あえて磨き加工を省き、弦本来の力強さを生かしたマンドリン弦です。

ゴールド  
ゴールドコーティングされた高級感のある弦です。

オリーブ 
シルバーコーティングされており、力強さとタッチの滑らかさのバランスを兼ねた弦です。
オリーブ弦の低音弦には太さが2種類あります。   
素材に銀を使うことで柔らかく温かみのある音色が出せます。

フラットワウンド(ミディアムテンション)  巻線を加工し、柔らかく滑らかな音色を 表現するフラットワウンド弦です。

黒 
フラットワウンド(ハードテンション) 巻線を加工し、柔らかく滑らかな音色を表現するフラットワウンド弦です。

THOMASTIK-トーマスティーク  (オーストリア ウィーン)

巻線の表面が滑らかに加工されたフラットワウンド弦の定番です。
音色は柔らかく、弦の擦過音をほとんど感じさせません。
2弦のA線が巻弦

DOGAL-ドーガル  (イタリア ベニス)

ドーガル弦(黄)  テンションが柔らかく、明るい音色が特徴です。
ドーガル弦(青)  ドーガル弦(黄)に比べて張りが強く、明るさと芯のある音色が特徴で す。

ARS-アルス  (フランス サベレス社)
 
弦表面が滑らかに研磨加工されています。
柔らかさと明快さをバランスよく表現します。

★フラットワウンド弦の特徴★
弦の表面の凹凸を無くした弦です。(ヴァイオリン系の楽器は全てこの巻き方です。)特徴としては弦とピックの擦過音が劇的に少なくなり、ラウンドワウンドに対して柔らか味のある音質になります。

★弦とブリッジセッティング★
弦はメーカーによってテンションが違い、おのずとブリッジセッティングが変わります。
そのまま弦のメーカーを変えただけではオクターブピッチが合いません。多くはブリッジの作り直しになります。

オプティマとセッティングが変わるのはドーガル全般
トーマスティークはA・D線
アルスはほぼ同じ

ここに乗せたすべての記述はいろいろな方のもの(特にイケガクさん)を参考にしています。

tokun47

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5月26日~27日合宿

木蔭の皆様!お疲れ様でした
衣浦港湾会館、碧南芸術文化ホールでの合宿
場所が近いので1日参加もできましたので大勢の方が参加できました。
中電事業祭、名城公園フラワープラザでの演奏会、9月30日定期演奏会に向けての練習ができました。
集合写真-2
木蔭での集合写真です。
それでは皆様、頑張りましょう。

tokun47

Embergher

Emberghe エンベルガ―   ローマ型

オールドマンドリンの3大メーカーの一つです。

Embergher 6ビズ  Embergher 6ビズ


Luigi Embergher (1856~1943)  制作は1880年~1935年くらいまでです。
ヴァイオリン、ギターなども作品が残っています。
マンドリンはバージョンを10に絞り
   TypeA,Bはstudio(学生)用
   1~4はオーケストラ用
   5.5ビズ 6ビズはソリスト用
   7,8は装飾されたエリート用
になっています。

その後1938年に Domenico Cerrone (1891~1954)に引き継がれます。
息子の Giannino Cerrone(1924~1993)
甥の Pasquale Pecoraro (1907~1987)に引き継がれます。
ここで純粋なEmbergherは途絶えます。

その後制作道具一式を譲り受けた日本の 田鎖賢彦さんが エンベルガ―タイプを作りつづけています。

残念ながらEmbergherは所有していませんのでこの辺で。

tokun47

ブリッジは低音弦の方が高い

ブリッジをよく見たことがありますか?
マンドリンにとって非常に大きな役割を持っているパーツです。
今回は第1回目

ブリッジを見ていただくとほとんど低音弦の方が高く作ってあります。

vinaccia burevettateのオリジナルブリッジ binaccia brevettate オリジナルブリッジ

ではなぜ低音弦の方が高いのか?
それは低音弦になるほど弦が太くなり掘り込み溝が深く、大きくなるためです。
そして太さの違う弦の下端からフレット天端までの距離を同じにするためです。
では、なぜ同じにするのか?
それは指で押さえたときの弦の引っ張り張力を同じにするためです。
事はもう少し複雑で低音弦は巻弦です。
張力に関係するのは芯線ですので巻弦の太さ分だけもう少し低音弦のブリッジは上がります。

もちろんフレットのすり減りも張力に関係してきます。
あまり使いすぎてフレットの溝ができてしまっているようでしたら
すり合わせ、打ち替えをしなくてはいけません。

野口實オリジナルブリッジ 野口實オリジナルブリッジ
vinaccia リペアブリッジ vinacciaリペアブリッジ

v-b Vinaccia brebettate リペアブリッジ

下部が表面版に沿ってカーブしているのもお解りだと思います。
このブリッジの下面は弦の振動を楽器本体に伝えるために非常に大きな役割をしています。
ブリッジと表面板に隙間が開いていたり、ブリッジの裏面に鋸目が残っていたりしたら、それは音量的に損をしています。
一度弦を外した時に確認をしてみるといいですね。但しブリッジの位置を変えないようご注意ください。

IMG_0862.jpgIMG_0859_201806081811318cf.jpg

1892年(126年前) vinaccia オリジナルブリッジ
高音弦と低音弦の高さが一緒です。100年前はあまり気にしなかったんでしょうね。


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Vinaccia

いよいよゴールデンウィークも最後です。
本日はVinaccia

Vinaccia(ヴィナッチャ)はナポリ型です。
イタリアでは数多くの工房でこのナポリ型が作られました。
有名になるとその亜流がたくさん出回ります。
ds
Domenico Salvadori 1900年ころ 装飾が見事なナポリ型マンドリン

Pasquale Vinaccia(1808~1882)が現代マンドリンの形を完成させました。
その息子
Gennaro(長男1832~1933) Achille(次男)で Frattlli Vinaccia(ヴィナッチャ兄弟社)を立ち上げ
この名前で多くのマンドリンを作っていきます。
このころGiuseppe Vinacciaの作品がありますが、どういう関係かがわかりません。
おそらく親族で一緒に制作していたと思われます。
Giuseppe Vinaccia 1892年制作
Giuseppe Vinaccia 1892年制作(修復済)

Achilleの息子のGaetanoで、vinacciaのマンドリンは途絶えます。
今までVinacciaはシリーズものを持たず1品生産で作ってきました。
ところが、このころローマでEmbergher、ナポリでCalaceがシリーズを確立し
人気を博してきました。窮地に立たされたVinacciaはBrevetato(新案特許)を世に出し
挽回を図りました。それは今までのマンドリンと作り方が違い(よくわからない)
ラインの数でランクを表現しました。
ライン無し、1本線、2本線、4本線(3本線は存在するのかどうかもわかりません)
v-b1.jpg
Vinaccia Brevettato 1930年(修復済) ヴィナッチャ ブレベッタート

しかし時代は第2次世界大戦が迫ってきています。マンドリンの需要も減り、材料も減り。
1939年大戦が勃発し1943年からイタリア戦線が始まります。
Vinacciaの作品でこちらで確認が取れているのは1938年製が最後です。


Vinacciaの弟子たち
Giovanni Kaserman   Pasquale Angara  Pasquale Disanto   Stridente   Michle Marater

Carlo MunierはPasqaleの孫


tokun47
プロフィール

アンサンブル木蔭

Author:アンサンブル木蔭
《今後の演奏会》
2018/07/15(
・名城公園フラワープラザ
 イブニングコンサート

2018/09/30(
・第55回定期演奏会
 ウィルホール
55回定演チラシ

《今後の練習》
毎週火曜19時~21時 南生涯
休日練習
5/13・6/17・7/1(

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